事業場において労働者の健康管理を行う医師を産業医と言います。通常は外科や内科の
医師が研修を積んで資格を所得します。産業医の仕事は、労働者の健康診断、衛生教育、職場における健康障害の原因調査、事業場の責任者に対する専門的な指導助言、職場の巡視などであり、病人の診断・治療を行う臨床医と比較してその仕事内容はだいぶ異なります。
職場における騒音性難聴の話題も産業医は一応学びますが、聞こえに関する学問は幅が広くまた深いので、産業医の中でも特殊な分野になります。
日本耳鼻咽喉科学会では、近年耳鼻咽喉科専門医が関わるべき産業環境医学の分野のなかで、特に騒音性難聴を正しく診断できる専門医が必要と考え、昭和62年から一定の講習を受講し、修了試験に合格した800名を越える騒音性難聴担当医を全国に配置しております。騒音性難聴担当医は「騒音職場の聴覚管理」ならびに「騒音性難聴の診断・認定」等について専門的立場で対応いたします。
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